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どこから臭う?

身体のどこから加齢臭が出ているのか

加齢臭の原因物質ノネナールは皮脂腺で発生します。従ってその臭いも皮脂腺の多いところから臭ってくるわけです。主な部位を上げると以下になります。

臭いは自覚しにくいものの、汗や皮脂はある程度自分でもわかるので、その量に伴って加齢臭も発散していると考えるのが妥当でしょう。

自分ですぐにできる加齢臭対策とは

加齢臭対策としてまずやるべきことは清潔さを保つこと。とはいえ、上で紹介した部位をやたらゴシゴシ洗えばいいというわけではありません。

皮脂には肌を保護する役割もあるので、皮脂の分泌量が減ってきている中高年が必要以上に皮脂を落としてしまうと、乾燥肌などの別なトラブルを起こしかねません。

皮脂はシャワーや入浴で落ちるので、週に何回か加齢臭対策のシャンプーやソープを使うのがオススメ。外出時は汗をこまめに引き取るのも効果がありますし、衣服をきちんと洗濯・クリーニングするのもある程度は対策になります。

また、最近は制汗剤もいろいろと出ているので、加齢臭対策の商品を試してみてください。

なお、これらは発生する臭いに対する方法で、より根本的な対策をするには生活習慣の見直しが不可欠。その中でも、特に大切なのは食習慣の改善です。

特に食事のリズムが不規則だったり、脂っぽいメニューが好きな方は、一度ご自分の食生活を見直してみると良いでしょう。

胸・背中

意外と皮脂腺が多い胸・背中、その加齢臭はどんな臭い

体臭が臭う部位というと、頭部・脇・足などを連想しがち。しかし、実際に加齢臭が発生しやすい部位として見落としがちなのは、皮脂腺が多い胸や背中が要注意なのです。夏などにできるシャツの汗染みをイメージしてもらうとわかりやすいと思いますが、胸元や背中部分が身体に貼り付いて、シャツに汗が染みていることが多々あります。これが加齢臭の発生源となるわけです。

皮脂自体、皮膚の表面で汗と脂分などが混ざったもので、皮脂腺の中に存在するパルミトオレイン酸という物質が過酸化脂質によって分解されると、加齢臭の臭い成分であるノネナールを発生します。加えて、胸や背中は汗や脂分が衣服に染みて雑菌と混ざりやすく、臭いを促進する傾向があり、自分では気づきにくい点でも対策が欠かせないのです。

ケアが疎かになりがちな胸や背中の加齢臭対策とは

胸元はシャツの中でかなりの臭いを発生する部位。30代なら脂っぽいミドル脂臭が、40代以降なら古いタンスや雑誌っぽい加齢臭が出ています。シャツの襟首から出る臭いは、本人にとって日常的なものなので自覚しにくいのも難点です。

背中は中央部分に皮脂が溜まりやすく、こちらは身体を洗う時も手が届かない分、汚れも溜まりやすいもの。ましてや背中の臭いは自分で嗅げないため、ケアも容易ではありません。

胸や背中は入浴時に加齢臭専用ソープなどで丁寧に洗うことを習慣づける必要があります。ただし、外出時にケアするのは難しいので、体臭抑制効果のある下着を着るといった対策も併用するといいでしょう。

ワキガとは異なる脇から出る加齢臭はどんな臭い

脇の下にはアポクリン腺エクリン腺皮脂腺の3つがあります。ワキガが強いヒトの原因は通常アポクリン腺にあるといわれ、加齢臭の原因は皮脂腺と関係しています。アポクリン腺から出る汗そのものは無臭なのに、脇には様々な細菌がいて、その影響によって独特な臭いになるわけです。

若いうちのワキガは酸っぱい臭いがするもの。それが中高年になると加齢臭の成分も加わり、臭いが混ざることでより強烈な体臭となるリスクがあります。

ワキガも加齢臭もまずは清潔さを心掛けるのが対策

脇の下のケアとしては男性用でも制汗スプレーなどが普及しているので、多少なりとも自覚があるヒトはすでに愛用していることでしょう。特に銀イオンが配合されているものは菌の繁殖を抑える効果が期待できます。

ワキガにしても加齢臭にしても、朝出掛ける前にシャワーを浴びたり、外出先でも制汗シートで脇の下をこまめに拭くなどすれば、ある程度臭いを抑えることができます。

また、脇の下は湿り気があることも菌の繁殖を促進する要因。これは脇毛の存在も影響しているのですが、普通のヒトが自分で脇毛処理をするのは注意が必要です。アポクリン腺をヘタに刺激すると臭いを強めてしまうリスクがあることを知っておいてください。

ワキガは遺伝の影響が大きいといわれますし、加齢臭はある程度老化が進むと避けがたいもの。あまりネガティブに考えず、まずは清潔さを心掛けることがポイントです。

頭皮・首

衣類や枕カバーの臭いで頭と首の加齢臭を確かめる

頭が臭い場合、タバコや焼肉の煙が髪の毛に付着していることもありますが、加齢臭を発しているのは頭皮。毛穴の奥には皮脂腺があって、そこから加齢臭の原因物質を分泌しているため、自覚はなくとも加齢臭が多く発生する部位として認識しておく必要があります。

ちなみに頭皮は1cm平方あたり約200個の皮脂腺があるといわれていて、それが頭皮全体の面積において加齢臭の発生源となるわけですから、臭いが強くなるのも致し方ありません。

一方、首の後も皮脂の分泌量が多い部位。Yシャツの首回りは汚れやすいですよね。これは汗や老廃物によるもので、それだけ分泌物が多い証拠です。

頭や首筋は自分の鼻に近い部位なのに臭いを嗅ぐことはできないので、洗濯機にYシャツや枕カバーを入れる際は汚れや臭いをチェックしてみるといいでしょう。

シャンプー選びや洗濯で頭と首の加齢臭に対策

男性が頭皮の臭いで注意したいのがシャンプー選び。奥さんが使っているシャンプーを自分でも使っているようだと、用途が合わず頭皮のトラブルにもなりかねません。

ポイントは洗浄力が適度にあって刺激が少ないものを選ぶこと。洗浄力が強すぎると皮脂が少なくなって地肌や髪の毛にダメージを与えることもあり得ます。最近は男性向けかつ加齢臭対策に有効とされるシャンプーもあるので、自分専用として購入するのがオススメです。

首筋は洗い忘れることもあるので、毎朝丁寧に洗って、衣類の洗濯にも気をつけること。枕カバーにも頭や首から発した臭いが染みついているので、こまめに浸け置き洗いするのがいいでしょう。

耳の後ろ

多くのヒトが臭う部位と思っている耳の後ろは加齢臭の臭い?

マンダムの調査によると「加齢臭の臭う部位はどこか」という質問に対して81%のヒトが耳の後ろ、11%のヒトが頭と回答したという結果が出ています。

もちろん皮脂のある部位から発するのが加齢臭なので、身体の各部位から臭いが出ている可能性はあるものの、より臭いが強いのは胸や背中

従って、耳の後ろや頭と答えたヒトは、加齢臭の古いタンスやブルーチーズのような臭いではなく、汗臭さや脂っぽさの強いミドル脂臭を嗅ぎ取っている可能性が高いのです。

ということで、臭いが強い部位を誤解しているともいえて、加齢臭対策も勘違いしているのではないでしょうか。

耳の後ろは他人の鼻先なのできちんと洗う習慣を身につける

個人差はあるものの、耳の後ろから体臭が出やすいという事実には変わりがありません。

なぜかといえば、耳の後ろはわりと体温が高くて、歳をとると産毛も太く濃くなる傾向もあって、皮脂の分泌が増えるわけです。

一方、入浴が雑な男性だと耳の後ろまで丁寧に洗うことも少なく、臭い対策が甘くなりがち。こうした要因が重なって、耳の後ろが臭うことになるのです。

耳の後ろから臭うと、満員電車やエレベーターなど人混みの中では他人の鼻先に臭いをまき散らす結果となります。洗髪もしくは洗顔の際には耳の後ろまできちんと洗う習慣をつけておくと、自分ではわからなくても体臭抑制につながるでしょう。

口(内臓)

口臭加齢臭は内臓の老化など3つの原因がある

加齢臭は体表から出るだけでなく、老化に伴って口からも発生し、それを口臭加齢臭エイジングノートといいます。口臭が強くなる原因としては、主に以下の3つが挙げられます。

  • 唾液の分泌量の減少
    唾液の量が減ると口の中が乾燥します。これをドライマウス状態というのですが、この状態は細菌が繁殖しやすくなり、結果として口臭の発生につながります。
  • 虫歯や歯周病など口中の病気
    虫歯や歯周病があると、細菌が口中でガス(アンモニアやインドール等)を発生させます。これが独特のイヤな口臭となります。
  • 内臓機能の衰え
    老化に伴って肝機能が弱まってくると、臭い成分を分解する働きが低下して、それが口に上がってきて口臭となるケースがあります。40代以降で起こる現象といわれ、卵が腐ったような臭いがして、本人も口中に苦味を感じるようです。

医療機関への相談も必要な口臭加齢臭対策

口臭加齢臭を抑える方法として、虫歯や歯周病なら歯医者に行って病根を治療すること。

唾液の減少や内臓機能の衰えは素人が簡単に原因を特定するのは難しいので、医療機関に相談してみるといいでしょう。病気の場合は的確な治療が必要で、口臭剤などを使っても改善されない可能性が高いと思います。

なお、食生活の見直しや喫煙・飲酒を止めるといった生活習慣の見直しは内臓機能やストレス改善になるので、自分でできる対策としては健康に気をつけた生活をおくることが大切です。

汗腺に起因する足の臭いと皮脂腺に起因する加齢臭

加齢臭は皮脂腺から分泌する皮脂が原因となりますが、いわゆる足の臭いは汗腺から分泌する汗に原因があります。足の裏には汗腺しかなく皮脂腺はないので、足の臭いは汗が細菌と混ざることで発生するもの。

ただし、足は年齢に関係なくかなりの発汗量があり、靴下と靴で覆われた状態で菌が繁殖しやすく、臭いも強くなる傾向があるわけです。

では、足からは加齢臭がまったく出ないかといえばそうでもありません。

足の裏以外には体毛があり、そこには皮脂腺もあるので、歳をとるに従って加齢臭が発生することもあります。これが従来の足の臭いと合わさるとより強烈な臭気になってしまいます。

菌の繁殖を減らすことで足の臭いや加齢臭に対策

足の裏がカサカサになったり踵が硬くなる一因は皮脂が少ないこととも関係しています。

汗腺はあっても皮脂腺がないと皮膚は潤いをなくしてしまうことがわかるでしょう。皮脂は加齢臭の原因になるものの肌を保護する働きもあるので、日常的なケアと生活習慣の改善で、皮脂の酸化を抑えるようにするのがポイント。特に歳をとると酸化が促進されるので、脂分を減らすなど栄養バランスには注意してください。

なお、足のケアとしては足指の間やツメなどは洗い忘れることも多いので、菌の繁殖を減らすためにも細部まで丁寧に洗うことをオススメします。

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